国交150周年を記念して来日中のスウェーデン王国カール16世グスタフ国王陛下・王妃陛下と高円宮妃久子様が4月25日(水)今泉台をご訪問されました。目的は東京大学高齢社会総合研究機構が中心となり町内会、
激しい雨の降る中、国王ご一行は予定より10分ほど遅れ10時50分今泉台町内会館へご到着、松尾鎌倉市長をはじめ関係者一同で歓迎のご挨拶後、東京大学秋山弘子特任教授より「鎌倉リビング・ラボ」に関する全体の取り組みのご説明を受け、「鎌倉リビング・ラボ」で開発中のイトーキ在宅ワーク用家具のデモ、某自動車メーカーが開発中の運転機能低下に対応するヒヤリハット事例データなどを搭載した危険予測機能を備えた車の紹介を受けた後、国王は乗車され熱心に説明をお聞きになりました。その後住民が歓迎する中を北鎌倉台商店街にある「ワーキングデイわかば」をご訪問され某電気メーカーが開発中の高齢者を和ませ発話を促進するよう、試験的に導入している会話のできるロボットの実演をご覧戴きました。シルビア王妃は認知症支援活動に大変熱心なことで知られております。わかば滞在は10分ほどで11時40分雨にも拘わらず集まった今泉台町民が手を振ってお見送りする中今泉台を出発されました。
NPO法人タウンサポート鎌倉今泉台は東京大学、鎌倉市、町内会と協力し「鎌倉リビング・ラボ」を今泉台に定着させるよう産業界とも密接に協力していくつもりです。
(写真提供:スウェーデン大使館、東京大学、長谷川実、武田英夫)