NPO菜園(さわやかセンター横)近くの空き地に子ども達の弾んだ声が聞こえたのは秋晴れの10月末の土曜日の午後でした。秋の収穫期を迎え子ども達が楽しみにしていた焚き火の中での焼き芋挑戦をイベントとして菜園Gの家族と風の子会(児童自主保育の会)にお知らせしたところ大勢の申し込みを受けて急遽2回(24日と31日)に分けて菜園Gのメンバー十数名で準備を始めました。

空き地の地主さんへのお願い、草刈り、整地、焼き芋用の穴掘り,石を並べてのかまどつくり、焚き火用の倒木と落ち葉集め、消防署への届けと消火器の用意となれない作業に戸惑いながらも何とか間に合いました。

当日は2回とも8家族で20名位の若いパパ・ママ・お子さんが参加されました。最初に菜園で育てている野菜の種類を吉野リーダーが案内説明し、いよいよ芋掘り開始です。スコップを持って掘り始めると大小様々な大きさの芋が現れたり、ミミズや水溜りのおたまじゃくしを見つけてそちらのほうが気になる子もあり賑やかです。

自分で掘り当てたサツマイモや里芋を焚き火の中で待つこと暫し。ホカホカに焼きあがった焼き芋を頬張りまた予め用意した甘い大学芋にもあちこちから手が伸びてきます。

2時間ほど楽しんだ後は記念写真を撮り、両親の感想などや子ども達の「有難うございました」との元気な声も聞こえて、お土産の野菜とお芋類を抱えて散会しました。菜園Gのメンバー一同も子ども達の元気さに楽しく励まされた一時でした。 

                               (柴崎、田中)