昭和４０年代（１９６５年～１９７４年）大規模な宅地開発により若年層が住み始めた分譲地が今一斉に高齢化が進み、全国的にも話題になっているが鎌倉市内でも同様な現象が生じている。高齢化が進んだことにより独居者の増加と共に空き家が増加し活気のないまちに成りつつある。そこでなんとかしなければとの思いからＮＰＯ法人を立ち上げ、広く情報を集めると共に計画を具体化してゆくことになった。

超高齢化したまちに、出て行った子供、孫世代が戻って来たくなるような魅力的環境にするために保育環境を整備し、お母さん方が子育てをしながら働き続けることが出来る地元ビジネスの開発、一方高齢者向けには元気でいつまでも住み続けたいまちに成るような実益、健康管理を目的に老人向けビジネスの開発にも努めたい。鎌倉市内及び近郊の状況を調査し、どこにでも参考になる実例を提供したい。

今後どのような形で取り組んでいくのか、下記について具体化してゆきたい。

①　空き家・空地の管理運営事業（空き家バンク運営事業、空き家を利用した子供・母親・高齢者の集う場の運営事業、遊休駐車場の活用事業、空き地を利用した菜園運営事業）

②　市民参加による地域サポート事業（空き家・空地の草刈・公園・緑道の整備保全事業、ＩＴ利用による各種サービスの事業の開発）

③　イベントの企画・推進事業（近隣住民参加型マルシェの運営事業）

④　若い現役世代が地元に貢献できるシステム作りが必要で有るとの思いからＩＴ利用によるビジネスを研究する。

上記のような取り組みを行い、鎌倉市全域に貢献していきたいと考える。

このような目的を達成すべく、組織の基盤を確立し、情報公開を進めることにより社会的信用を得て地域に貢献できる特定非営利活動法人が必要と考えＮＰＯ法人タウンサポート鎌倉今泉台を設立するものである。

平成２９年１月２０日

ＮＰＯ法人　タウンサポート鎌倉今泉台

理事長　丸尾　恒雄