3月15日(金)、年に1回の全国リビングラボネットワーク会議が鎌倉市のKOTOWA鶴ケ岡会館で行われました。リビングラボとは前にも書きましたが産学官民が一体となり「生活者が主体となってより良い暮らしのためのサービスやものを作り出す活動」です。国内には約30のリビングラボがありますが、今泉台を中心とする「鎌倉リビングラボ」は先駆的また本格的なリビングラボとして全国から注目を集めています。この鎌倉リビングラボは東京大学(高齢社会共創センター)が全体の調整を行い、TSKIが東京大学から参加者の募集や場所の設営等の実務を委託されています。今回のネットワーク会議には日本全国のみならず韓国からの参加者もあり、約100名の大学、自治体、産業界、マスコミ関係者が集まりました。会議では主に現在のリビングラボの現状報告、これからの課題等のパネル・ディスカッションが行われました。この会議ではTSKIの役員5名が会場設営、受付、参加者誘導、後かたづけ等の役割を担当しました。また鎌倉リビングラボが行われている今泉台を視察するツアーを設けたところ32名に参加いただき、鎌倉リビングラボが実際どの様に運営されているか、NPO法人タウンサポート鎌倉今泉台が何故設立されたか等の説明をいずみサロンで行いました。参加者からは今泉台の取り組みが大いに参考になったとの感想が多数聞かれました。
記:青木