左からTSKI青木清、松尾崇鎌倉市長、平井嘉朗イトーキ社長、高齢社会共創センター吉田涼子氏 

プラチナ大賞優秀賞表彰状

TSKIがプラチナ大賞優秀賞(リーディング賞)を受賞しました。プラチナ大賞とは日本が直面する課題を解決し、未来のあるべき社会像として描く「プラチナ社会」を実現しようとしている取組みを賞という形で称えるものです。主催はプラチナ大賞運営委員会とプラチナ構想ネットワーク、後援は総務省、経済産業省、全国知事会、全国市長会、全国町村会等です。今回受賞した取組みはTSKIが東京大学から業務を委託されている「鎌倉リビングラボ」のテレワーク家具の開発です。

リビングラボとは既に皆さんご存知と思いますが、「より良い暮らしのためのサービスやものの開発活動」で、開発当初から産官学民が連携して行うものです。このテレワーク家具の開発は2年がかりで行われ、最初は自宅での仕事環境のヒアリングから始まり、次第にテーマがテレワーク家具に集約しました。最初の座談会に参加いただいた20名の方たちから何名かを選び、引き続き複数回にわたるワークショップに参加していただいて今年7月に製品化されたものです。

この鎌倉リビングラボの取組みが今回受賞することになりましたが、先進的な商品開発、価値創造と評価され、リーディング賞という副題をいただきました。中心として活動した株式会社イトーキ、高齢社会共創センター(東京大学)、鎌倉市も連名で受賞しました。この賞はTSKIを含む4者に与えられたものですが、主役は開発に関わられた生活者(住民)の方たちだと思います。   

(青木)