今泉台には多様な工芸品の技術があり、19年12月には正月用に竹を利用した正月飾りの技術伝承が2件、成され玄関先で見事な景色を演じました。

その1)今1牧野師の正月玄関飾り⇒菜園Gr有志へ

8名(吉野、柴崎通子、根本、金井、谷口、塚原、高橋、柴崎、御法川)

 12/25の薄曇りの中、菜園関係でもお世話人なっている称名寺の庭先に10人程が集まり、先ず竹筒材料の竹を伐り出す。次いで目標の完成品と制作工程の説明を聞く。竹筒と竹ヒゴ2本によるシンプルで風格ある正月飾り、筒には水仙等の季節の花を活ける。最後に難しい飾り紐の結び方も学ぶ。

記録:根本、吉野、御法川

完成品の出来栄えを左右する要点と制作工程の説明

次に先端の斜め切り(綺麗な切り口のコツがある)

竹ひご2本を通し4回程、撚合わせ長楕円形にする。

玄関先と室内にて

早速カッターで竹筒の個別切り出し

ドリルで竹ひごを通す穴明け 

綺麗な形にするコツを学ぶ。

その2)今3田中和作師から⇒今7みち治療院の本田親子へ

 制作概要は孟宗竹を里山菜園上で採取し、植木鉢に3本の竹、松、実もの(千両等)~~を入れた後、鉢の外周に畳表の端切れを巻き付けたもの。

完成後、制作現場にて(右が田中さん)

早速カッターで竹筒の個別切り出し