シンポジウムの風景

懇親会の様子

丸尾理事長、田島町内会長

~丸尾理事長、田島町内会長もパネリストに

平成28年1月30日(土)鎌倉市商工会議所地下ホールに於いて「長寿社会のまちづくりを考えるシンポジウム 多世代が安心して住み続けられるまちづくりを目指して~産学官民の連携による地域づくり~」と題して、主催NPO法人タウンサポート鎌倉今泉台(TSKI)、共催鎌倉市という形で開催され、鎌倉市内の自治会、町内会からの参加者は80人を超え大変盛況であった。

松尾市長のスライドショーを使ったプロローグに続いて東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授秋山弘子氏による基調講演「長寿社会にふさわしい鎌倉のまちづくり」、に続いて鎌倉市より「今泉台住宅地」と「大船地域づくり会議」の事例報告が行われた。

ひきつづき鎌倉市政策創造専門委員石井和子氏をファシリテーターにパネルディスカッションに入り、パネリストの丸尾理事長は「NPO立ち上げのいきさつからその活動概要まで」を、同じく田島今泉台町内会長は「町内会とNPOは付かず離れず独立性を持たせながら車の両輪として、町内会では出来ない活動を推進して貰いたい」、横浜国大大原教授は「TSKIの活動は今泉台のみならず、同じ悩みを抱える他の戸建て住宅団地にも参考になる貴重なケーススタディ」、(株)LIXIL山地氏は「企業という立場で地域活動に関わり、机上では気付かない発見が得られた」と。質疑応答ではTSKIの財政状況について質問が出たが「極力倹約して運営しており、現在の所黒字」と丸尾理事長。

シンポジウム終了後懇親会が開催され、飲み物はお茶だけにも係らず40名を超える参加者で、TSKI関係者から生の話を熱心に聞く人も。このシンポジウムを通じ、TSKIの認知度はかなり上がったと考えられ、鎌倉市、横浜国大、LIXILの関係者の方々に御礼を申し上げる次第です。

吉川